干支(えと)は本来「天干(てんかん)と地支(ちし)」の組み合わせを指しますが、現代の日本では主に十二支(じゅうにし)のことを意味します。子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の十二種です。これらは単なる動物の象徴ではなく、それぞれが独自の性質・陰陽・五行・方位・季節と対応しており、人の性格・才能・運命に深く影響すると考えられています。
各干支の主な特徴を見ると、子(鼠)は知恵と器用さ、丑(牛)は忍耐と誠実さ、寅(虎)は勇気と行動力、卯(兎)は温和と感受性、辰(龍)は情熱と野心、巳(蛇)は直感と洞察力、午(馬)は自由と活気、未(羊)は温かさと創造性、申(猿)は機転と社交性、酉(鳥)は几帳面さと美意識、戌(犬)は忠誠と正義感、亥(猪)は純粋さと突破力として表れます。これらは生まれ年だけでなく、月・日・時間にも適用され、総合的な性格分析が可能です。
干支の相性(あいしょう)においては、三合(さんごう)と呼ばれる特に相性の良い組み合わせがあります。申・子・辰は水の三合、寅・午・戌は火の三合、巳・酉・丑は金の三合、亥・卯・未は木の三合です。逆に、正反対に位置する干支(子と午、丑と未など)は「対冲(たいちゅう)」と呼ばれ、緊張関係にあるとされます。ただし、干支の相性は固定的なものではなく、個人の努力と理解によって乗り越えられることを忘れないでください。