方位除け(ほういよけ)とは、吉凶のある方角の影響から身を守るための祈祷や作法です。特に「八方塞がり(はっぽうふさがり)」は、九星気学において全ての方角が塞がれ、運気が停滞するとされる年回りです。九星が中宮(中央)に入る年に起こり、約九年に一度巡ってきます。この年は引越し、新築、旅行、開業など新しいことを始める際に特に注意が必要とされています。しかし、八方塞がりは「何もしてはいけない」という意味ではなく、慎重に行動し、準備を整える大切な時期と捉えることが重要です。
八方塞がりの年の対処法として、まず地元の神社で方位除けの祈祷を受けることをお勧めします。天照大神を祀る神社は特に方位除けに霊験があるとされています。また、お守りを身につけたり、玄関や家の中央に盛り塩をするのも効果的です。引越しなどどうしても動かなければならない場合は、「方違え(かたちがえ)」という昔からの対処法があります。一度別の方角に移動してから目的地に向かうことで、方角の影響を避けることができます。八方塞がりの年は焦らず、内を固めながら次の飛躍への準備期間として過ごしましょう。