月下老人(ゆえらお)は中国の民間信仰における縁結びの神様であり、赤い糸で二人の人間を結びつける老人として描かれます。日本では出雲大社の大国主命(おおくにぬしのみこと)が縁結びの神として有名ですが、全国各地に縁結びを御神徳とする神社があります。京都の地主神社、東京の東京大神宮、島根の縁結び大社などは特に恋愛成就の参拝スポットとして知られています。参拝の際は、単に「いい人と出会わせてください」という曖昧な祈りではなく、どんな人と出会いたいか、どんな関係を築きたいかを具体的に心に描いて祈ることが大切です。
恋愛成就の参拝作法として、まず自分自身を磨く努力を怠らないことが前提です。神様は努力する人を応援するものです。参拝時には恋愛に関係するお守りやご朱印を授かり、肌身離さず持ちましょう。おみくじを引いて恋愛運を確認するのも楽しい参拝の一部です。月下老人の廟(びょう)では、縁結びの願いを書いた短冊を結ぶ習俗があります。自分の好みや条件ばかりを並べるのではなく、相手を幸せにできる自分でありたいという気持ちを込めて祈ることで、より深い縁が生まれると言われています。