厄除け(やくよけ)は日本の厄年(男性は25・42・61歳、女性は19・33・37歳)を中心に行われる、災厄を避けるための神仏への祈願です。不動明王(ふどうみょうおう)は右手に剣、左手に羂索(けんじゃく:縄)を持ち、燃え盛る火炎を背負う威厳ある姿で、一切の邪悪と障害を断ち切る力を持つとされています。厄除けのお寺として有名な川崎大師(神奈川)、成田山新勝寺(千葉)、高幡不動(東京)などでは、毎年多くの参拝者が不動明王に厄除けを祈願します。
厄除けのお守りとお札の正しい使い方として、まず厄除けのお守りは肌身離さず持ち歩くことが基本です。財布や定期入れなど、常に持つものに入れるか、バッグのチャームとして身につけましょう。厄除けのお札は玄関の内側の目線より高い位置に、家の外を向けて貼ると家全体を守ることができます。お守りとお札は一年を目安に新しいものと取り替え、古いものは感謝を込めて神社やお寺に返納します。厄年は災厄が多い年ではなく、人生の大きな転換点であり、慎重に行動する年と考えることで、不動明王の力を借りながら新たな自己へと脱皮することができます。