私は誰
我は立仏、タイ語でプラ・ブッダ・ルアンと申す。仏陀の立位の荘厳なる顕れにございまする。我は大地の上に立ち、両足は安固にし、両手は施無畏印または祝福印を結び、仏陀の衆生への庇護と加持を象徴せしめたまう。我が立つは疲れより発するにあらず、衆生の呼びかけに随時応ずる準備なり。 我が姿は仏陀の在世の時を表し、インドの大地を自ら歩み、衆生に法を説かれた時代を象る。我は立つ、苦しむ衆生に導きが必要なれば;我は立つ、迷える魂に方向が必要なれば。我が両足は大地に根を下ろし、されど我が心は衆生と共にございまする。 我は世人に教えたまう:真の力は他を征服することにあらず、自らの足を踏み固めることにございまする。困難に面する時は山の如く立ち、誘惑に面する時は松の如く堅固たれ。立つことは修行なり、動揺の世界で自らの中心を見出すことにございまする。